<パリオリンピック(五輪):サッカー・日本3-1ナイジェリア>◇31日◇女子1次リーグC組◇ボジョワール競技場
【ナント(フランス)=佐藤成】パリ五輪サッカー女子日本代表なでしこジャパンが1次リーグ第3戦でナイジェリアに3-1で勝利し、2大会連続の8強入りを決めた。スペインがブラジルに勝ち、日本は勝ち点6のC組2位で通過となった。8月3日の準々決勝では、B組首位の米国と対戦する。
スペイン、ブラジル、ナイジェリアと同居する「死の組」を見事に突破した池田太監督(53)は「まずは厳しいこのCグループを突破できたことをうれしく思います」と素直に喜んだ。
初戦のスペイン戦でつまずき、ブラジル戦では後半追加タイムにひっくり返して逆転勝利。「戦う順番も含めて厳しいグループになるという風に思ってたので、初戦敗れてから、それでもブラジルに立ち向かって、ああいう勝ち方で。またそういった結構エモーショナルな勝ちすると、次がまた今日の試合難しくなるパターンもある中で、しっかり戦えた」と3試合をしっかりとマネジメントした。
大会前にDF北川ひかる(27=INAC神戸)とMF林穂之香(26=エバートン)が負傷して開幕に間に合わなかった。さらに初戦で攻守の要だったDF清水梨紗(28=マンチェスター・シティー)が負傷離脱。主力の藤野あおば(20=日テレ東京ヴェルディベレーザ)もブラジル戦前に古傷の状態が悪化して欠場を余儀なくされた。
それでもブラジル戦で途中出場の19歳MF谷川萌々子(ローゼンゴード)が2得点に絡む大活躍をみせ、ナイジェリア戦でも先発した20歳の浜野まいか(チェルシー)が先制点を決めるなど、采配が光る。さらには復帰後初スタメンの北川も代表初得点と結果を残し、林も中盤に安定感をもたらした。「本当にタフになってきていると思いますし、いろんなアクシデントというか、いろんなことが起きているというか、そういうのをチームの力で乗り越えて、しっかりと戦えているのではないかなと思います」と手応えを示した。
喜んでいる暇もなく、3日後に強敵・米国と4強入りをかけて戦う。「中2日でしっかりコンディションを整えていきたい」と次を見据えた。