【競泳】本多灯のライバル“行方不明”「出ないことはない気がする…」五輪金メダルへ迷いなし

本多灯

【パリ26日=松本航】競泳男子200メートルバタフライで世界王者の本多灯(22=イトマン東進)が“行方不明”のライバル度外視で準備する。

本番会場のラデファレンス・アリーナで調整。ハンガリーメディア「オリゴ・スポーツ」は前日25日、21年東京大会金メダルで同国のクリシュトフ・ミラク(24)がパリへ出発した競泳選手団におらず、コーチも1週間以上会っていないと報じた。本多はライバルの情報について「選手棟の近くがハンガリーで、今も会場に来ているけれど見ていない」と明かした。

銅メダルをつかんだ22年世界選手権決勝では、ミラクが1分50秒34の世界新記録を樹立。以降は心身のコンディション不良で23、24年の同選手権は不在だった。動向を気にしながらも「大会に出ないことはない気がする。元々いようが、いなかろうが、どんな選手にも負ける気はなかったです」と自らに矢印を向けた。

予選と準決勝は30日、決勝は31日となり、主役は遅れてやってくるとみられる。待ち受ける挑戦者は「雰囲気もオリンピック仕様で、何より自分の気持ちが盛り上がってきている。もっと大きな火種にして、大会当日に発揮したい」。悲願の金メダルへ迷いはない。