【競泳】渡辺一平「赤子同様」花車優「悔しいのが第一」メダル届かず…マルシャン五輪新1日2冠

競泳男子200メートル平泳ぎ決勝、惜しくもメダルには届かず喜ぶ選手を横目にぼうぜんと電光掲示板を見つめる渡辺(左)と花車(撮影・垰建太)

<パリオリンピック(五輪):競泳>◇31日(日本時間8月1日)◇男子200メートル平泳ぎ決勝◇ラデファンス・アリーナ

【パリ=松本航】日本勢がメダルに届かなかった。

初出場の花車優(24=イトマン東進)は2分8秒79の5位。前半の100メートルはプランの1分1秒台に届かない1分2秒20。強みのスタミナを生かし、残り50メートルに懸ける想定通りにはいかず「悔しいのが第一の感想。でもこの舞台で緊張して固まったり、何となく終わったことはなく、今日の全てを出し切れたのはスッキリしました」と自己評価した。

元世界記録保持者の渡辺一平(27=トヨタ自動車)は、2分8秒83の6位となった。50、100メートルと7番手。手応えを感じるシーズンを過ごしていただけに「『水泳って難しい』の一言です。27歳で少し“水泳玄人”かなと思っていたのですが、全然“赤子”同様でした」と悔しさをにじませた。

金メダルは2分5秒85の五輪新記録を樹立した、地元フランスのレオン・マルシャン(22)となった。マルシャンは約2時間前の200メートルバタフライでも、五輪新記録1分51秒21で金メダル。花車は「マルシャンのタイムを見て(渡辺と)2人で『速いな』という話をした。2人ともベスト(記録)であればメダルに絡んでいますし、悔しいです」と大舞台に合わせる難しさをかみしめた。