パリオリンピック(五輪)卓球女子団体で2大会連続の銀メダルに輝き、シングルスでも銅メダルをつかんだ早田ひな(24=日本生命)が14日までに、自身のインスタグラムを更新。
団体戦でチームを組んだ平野美宇(24)、張本美和(16=ともに木下グループ)に感謝を述べた上で、最大のリスペクトをしたのが、リザーブ(補欠)メンバーの木原美悠(20=木下グループ)に対してだった。
冒頭に「美悠様」と記し、「リザーブという1番難しい立場を最後まで明るく楽しそうにやりきっててすごいなと思いました。(中略)なかなか思うように練習出来ない私を最後まで勇気づけてくれて自信を持たせてくれてほんとに感謝しています」と投稿。
さらに「『美悠、誕生日(にひなちゃんの銅メダル見たいねん』って言われた時は正直不安しかなかったけど結果で恩返しできてメダルを見せることができて良かったです」。
8月3日が木原の20歳の誕生日だったが、早田はその日のシングルス3位決定戦を制し、銅メダルをつかんでいた。悲願の舞台裏にあった、早田と木原の思いが成就した1日だった。
「団体戦に入ってからも2人と一緒にメダルを取って絶対に4人でメダルをかけて写真を撮る!って決めてたのでそれを実行できて本当に良かったし、その気持ちがあったからこそどんな治療にも耐えられました。(中略)メダルを貰えるのは3人だけ、おめでとうと言われるのも3人だけです。出場する選手は当たり前に頑張っていますがリザーブはそれ以上に朝から夜まで頑張っていると思います。だからこそ木原選手も認めてもらいたかったし4人で頑張ったと思ってもらいたかったです。美悠様にとって素敵なオリンピックになってたらいいなと思います。本当にありがとう」などと長文で、心の内を表現した。
銀メダルを獲得した団体戦の表彰台には、木原を含めた4人が上がった。補欠だった木原のメダルは用意されないため、早田の銀メダルを木原の首にかけ、早田自身の首にかけたのはシングルスでつかんだ銅メダルだった。