【バレー】古賀紗理那、22年間の競技生活に幕 今後は「少しでもバレーボールに携われたら」

引退会見で笑顔を見せる古賀(撮影・足立雅史)

パリ五輪バレーボール女子日本代表で主将を務めたNECの古賀紗理那(28)が16日、都内で引退会見を行い、自らの口で改めてコートを退くことを発表した。

グレーのブラウス姿で登場。緊張した面持ちで「2024年の8月3日のパリオリンピックの試合を持ちまして、9年間のプロバレーボール選手としてのキャリアを終える決断をいたしました。東京オリンピックが終わって、パリで主将をやると決めた時から、もうパリオリンピックで選手は引退するっていうのを決意してここまで練習をしてきました」とあいさつした。今後については未定。「少しでもバレーボールに携われたらいいなと」と話した。

五輪直前の7月9日に自身のインスタグラムを更新。パリを最後に現役を引退すると発表していた。

高いレベルでバランスの取れた攻守と圧倒的なキャプテンシーで、枢軸を担い続けてきた。熊本信愛女学院高卒業後に入団したVリーグNECでは、22-23年シーズンから皇后杯&リーグを制する2冠を2年連続で達成。16歳の時に初選出された代表では、東京五輪後に主将に就任した。3年目の今季は「外されたメンバーの思いも背負って戦いたい」と並々ならぬエースの自覚を示していた。

パリ五輪では2大会連続の1次リーグ敗退となったが、最終ケニア戦では涙を見せながらも「バレーボールが大好きな古賀紗理那として戦いました」とすがすがしい表情で振り返っていた。

NEC一筋9年。日本代表12年。6歳から走りつづけた22年間の競技生活に幕を下ろした。

◆古賀紗理那(こが・さりな)1996年(平8)5月21日、佐賀県神埼郡生まれ。ポジションはアウトサイドヒッター。5歳で熊本に引っ越し、小2で本格的に競技を始める。大津中、熊本信愛女学院高と進み、高2時に日本代表初選出。卒業後はVリーグNECに入団し、3度のMVPを受賞。東京五輪後に代表キャプテンに就任。22年末に男子代表アタッカーの西田有志との結婚を発表。180センチ。最高到達点305センチ。