レスリングでオリンピック(五輪)4連覇の伊調馨さん(40)が、感動で目を潤ませた。
8日、NHKのパリ五輪中継のゲストとして登場。レスリング女子50キロ級の須崎優衣(25=キッツ)が3位決定戦でウクライナ選手に勝って銅メダルを獲得したことに「本当に良かった。本当に苦しかったと思う。涙を見ると…」と言葉をつまらせた。
試合後のテレビインタビューで6日の1回戦で負けてから、銅メダルをつかんだ思いを聞くと、再び目を赤くした。「本当に立派だと思う。こういう姿勢で戦っていたんだなと。みんなが須崎というレスラーが大好きで、レスリングが見たいと思っているので、重圧を感じず、レスリングを楽しんで、また4年頑張ってほしい」。レスラーの先輩として、五輪の喜怒哀楽を知る先輩として、エールを送った。
この日は6日の1回戦で須崎を下して、決勝に進んでいたビネシュ(インド)が計量失敗で失格となり、繰り上がる形で、須崎が銅メダルのかかる3位決定戦を戦うことが決まった。当初は敗者復活戦から3位決定戦という流れだった。