「二刀流」のエステル・レデツカ(22=チェコ)がアルペン女子スーパー大回転に続きスノーボードでも金メダルを獲得した。アルペンスキーとスノーボードの両方で五輪に出場するのは史上初でもちろん両方での金メダルも史上初の快挙だ。

 予選をトップで通過すると決勝トーナメントも危なげなく勝ち進み決勝進出。

 レデツカはスノーボードのトップ選手。ところが17日に行われた五輪初出場のアルペンで金メダルを獲得し「こんなことが起きちゃうなんて」と驚いた。想定外だったメダリストの記者会見に「お化粧していないから」とゴーグルをかけたまま現れたほど。アルペンではW杯で表彰台に立ったことさえなかったが、チェコに初のアルペン「金」をもたらした。

 冬季五輪史上初の快挙。ピョンチャンの地でニューヒロインが誕生した。