体操男子個人総合の決勝で演技中に腰を痛めながら2連覇を果たした内村航平(コナミスポーツ)が、14日(日本時間15日)に行われる種目別床運動の決勝に出場すると明言した。

 13日の練習後に取材に応じ「個人総合が終わった時は100%無理と思ったが、何とかいけそうという確証は得られた。出ます」と話した。

 床運動は白井健三(日体大)に金メダルの期待がかかる。内村は「自分も床運動は得意だし、ロンドン五輪で(銀)メダルを取っている。健三と出るチャンスもめったにないので、一緒に表彰台に上りたいというのが本音。多少無理してでも出たい」と意欲を語った。

 白井はミスが出た予選、16点台をマークした団体決勝ともに満足していないそうで「そろそろ、ちゃんとやりたい。自信はある」と力強かった。