競歩渕瀬真寿美、五輪に望み 少ない機会を生かす

女子20キロの部、2着でゴールした渕瀬(右)は藤井を祝福する(撮影・河野匠)

<陸上:東京オリンピック(五輪)代表最終選考会兼全日本競歩能美大会>◇15日◇石川県能美市・日本陸連公認コース◇女子20キロ競歩

33歳の渕瀬真寿美が五輪出場の望みをつないだ。

1時間33分41秒で2位。最後の1枠を争う河添香織 に直接対決で勝利したのも大きい。とはいえ、まだ東京五輪の参加標準記録(1時間31分0秒)を突破しておらず、6月29日までに突破を狙っていくが、新型コロナウイルスの影響で、レースは中止が相次ぐ。余波を受ける形の渕瀬は「20キロのレースがあれば、そこ(参加標準記録)を意識していかないといけない」と話した。