競歩の高橋英輝2位「フォームが少し荒れていた」

男子5000メートル競歩で競り合う山西(左)と高橋(中央)(撮影・鈴木正人)

<陸上:全日本実業団対抗選手権>◇第2日◇19日◇埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場◇男子5000メートル競歩

東京オリンピック(五輪)男子20キロ競歩代表の高橋英輝(27=富士通)は18分51秒25の2位だった。同代表で昨秋の世界選手権金メダリスト山西利和(24=愛知製鋼)に2500メートル付近で突き放された。

「久しぶりのレースで思うようにいかなかった。フォームが少し荒れていた。そこは改善していきたい」。2年前に右足の大腿(だいたい)骨を疲労骨折した影響もあってか、フォームを崩した。その修正を今の課題としている。速いペースに、体が浮く悪癖がちらついた事を反省していた。