青木益未が左太もも裏負傷で日本選手権欠場 五輪切符はライバル結果待ち

青木益未(2020年10月3日撮影)

日本陸連は24日、女子100メートル障害で12秒87の日本記録を持つ青木益未(27=七十七銀行)が左太もも裏負傷のため、同日開幕の日本選手権を欠場すると発表した。

青木は6日の布勢スプリントで東京オリンピック(五輪)の参加標準記録に0秒03差と迫る12秒87をマーク。寺田明日香(31=ジャパンクリエイト)と並び、日本記録保持者となった。ただ、左脚の故障と付き合いながらのシーズンを過ごしていた。

現在、ギリギリではあるが、世界ランキングでは東京五輪の出場圏内にいる。五輪の切符が手に入るかは、海外勢も含めたライバルの結果次第となる。天命を待つ。