【男子5000m展望】連覇目指す坂東悠汰 服部弾馬も兄弟五輪目指す

板東悠汰(2019年1月撮影)

<陸上:日本選手権>◇第1日◇24日◇ヤンマースタジアム長居

男子5000メートルは、坂東悠汰(富士通)が連覇を目指す。

前回大会ではチームメートの松枝博輝(富士通)とともにハイペースで飛ばし、日本歴代7位の13分18秒49で初優勝を飾ったが、五輪参加標準記録(13分18秒50)には惜しくも届かなかった。17、19年に優勝し、前回準優勝の松枝も実績上位の存在。ただ両者とも今年に入ってから思うように調子が上がっていない。

自己ベスト13分18秒99の遠藤日向(住友電工)は標準記録突破を狙える力の持ち主。18年覇者の服部弾馬(トーエネック)も調子を上げており、マラソン代表内定の勇馬(トヨタ自動車)との兄弟での五輪出場を目指す。

5月に国立競技場でのテスト大会で13分27秒73の自己新を出した市田孝(旭化成)は勢いがある。同大会3位で、1万メートルですでに五輪内定を決めている相沢晃(旭化成)も楽しみな存在だ。

午後6時55分に競技開始。