波乱!陸上100m優勝候補の米国ブロメルが決勝逃す 10秒00で3着

決勝進出を逃し頭をかかえる米国代表ブロメル(ロイター)

<東京オリンピック(五輪):陸上>◇1日◇男子100メートル準決勝◇東京・国立競技場

優勝候補に挙げられていたトレイボン・ブロメル(26=米国)が、10秒00の2組3着でまさかの決勝進出を逃した。

人類最速を決めるこの競技は、16年リオデジャネイロ五輪までジャマイカのウサイン・ボルト氏が3大会連続で金メダルを獲得。ボルト氏は17年に引退し、今大会は「ポスト・ボルト」が注目されている。

ブロメルは6月に世界歴代7位の9秒77を記録し、全米選手権も9秒80で制覇。04年大会のジャスティン・ガトリン以来、アメリカに金メダルをもたらす存在として大きな期待を受けていた。