女子400mリレーは予選敗退 エース児玉芽生「43秒4台は1歩前進」

女子400メートルリレー予選のレース後、写真に納まる日本の選手たち。左から1走の青山、2走の児玉、3走の斎藤、4走の鶴田(撮影・江口和貴)

<東京オリンピック(五輪):陸上>◇5日◇国立競技場◇女子400メートルリレー予選

2大会ぶりに出場した日本(青山華依-児玉芽生-斉藤愛美-鶴田玲美)は1組に登場した。43秒44の同組7着で予選敗退となった。日本記録43秒39にわずかに届かなかった。

1走の青山は「五輪の開催に携わられた関係者の皆さまに感謝しています」と口にした。その上で「初めての五輪で緊張もあったが、自分の走りはできたかなと思う。パリ五輪では個人でも出られるように頑張りたい」と意気込んだ。

指導を受ける男子100メートル元日本記録保持者の伊東浩司氏からは1走として曲走路の練習メニューを渡されたという。「ひたすらカーブの練習をしてました。メニューがひたすらカーブでした」とにっこり笑っていた。

2走を務めたエース児玉は「43秒4台は1歩前進です。ただ個人種目に誰も出ていない。それが現実なので、メンバーが個人で出られるぐらい走力を上げないといけない。悔しい気持ちです」と向上を誓った。