日本400mリレーあまりに悲劇的な結末…まさかのバトンミスで途中棄権

男子400メートルリレー決勝 第2走者の山県(左)にバトンパスできない第1走者の多田(撮影・鈴木みどり)

<東京オリンピック(五輪):陸上>◇6日◇男子400メートルリレー決勝◇東京・国立競技場

16年リオデジャネイロ五輪銀メダルの日本(多田、山県、桐生、小池)は、まさかのバトンミスで2大会連続のメダルを逃した。

一走の多田から、二走の山県へバトンがつながらず。

桐生と小池は走ることなくレースを終えた。

山県は謝るかのように両手を合わせた後に、トラックにうずくまった。

トラックに膝をついて悔しがる多田と山県へ、歩み寄ったのは桐生だった。2人の肩を抱いて、ようやく立ち上がった。

レースの結末は、あまりにも悲劇的だった。