マラソン服部勇馬ふらつき完走「深部体温は40度以上、熱中症の重い症状」

73位でゴール後、車いすで運ばれる服部(代表撮影)

<東京オリンピック(五輪):陸上>◇8日◇男子マラソン◇札幌市・大通公園発着

熱中症に見舞われた服部勇馬(トヨタ自動車)は73位に沈んだ。20キロ付近まで先頭集団に位置したが、最後はふらつきながら走り終えた。

直後に医務室で冷却処置を受け「深部体温が40度以上に上昇した熱中症の重い症状だった」と文書でコメント。入賞の願いはかなわず「またマラソンと共に生きていきたい。強さのある選手になって、またオリンピックの舞台に帰ってこられるように頑張りたい」と3年後のリベンジを志した。