女子マラソン 早朝6時スタート変更で放送前倒しも14・5%の高視聴率

女子マラソン 8位で北海道庁前を通過する一山(撮影・佐藤翔太)

日本テレビが7日午前5時59分から同8時59分まで放送した「東京オリンピック 陸上女子マラソン」の世帯平均視聴率が14・5%(関東地区、参考値)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は7・9%だった。早朝帯の放送枠にもかかわらず、高い数字をマークした。

レースでは、ケニアのペレス・ジェプチルチル(27)が2時間27分20秒が優勝。日本勢では一山麻緒(24)が8位入賞を果たし、鈴木亜由子(29)が19位、前田穂南(25)が33位だった。

女子マラソンは、当初は午前7時開始予定だったが、気温上昇によるアスリートの健康への配慮を理由に、同6時に変更された。午前5時30分から同6時30分まで放送予定の同局系「ズームイン!!サタデー」は、急きょ同5時59分までに短縮され、マラソン中継を前倒しで放送した。