“女イチロー”山田恵里「ただのミス、捕れた打球」難しい打球で記録は安打

メキシコ対日本 7回表メキシコ無死一、三塁、ウルテスの打球を捕球しそこない適時中前打とする山田(撮影・河野匠)

日本が延長8回、タイブレークの末に3-2でメキシコにサヨナラ勝ちし、1次リーグ2連勝を飾った。

センター山田恵里外野手(37)は同点につながった7回の守備を戒めた。

無死一、三塁。ライナー性の打球が飛んできた。1度はグラブにボールを入れたが、こぼれ落ちた。判断が難しい正面の打球で記録上はヒットも、「ただのミスです。捕れた打球だった」。ただチームは苦しい展開の中、接戦を勝てた。日本リーグで安打、本塁打など数々の最多記録を持ち「女イチロー」の異名もある主将は「今後の試合にもつながる」と話した。