<日本代表強化試合:巨人-日本代表>◇25日◇楽天生命パーク
侍ジャパンの田中将大投手(32)が東京五輪本番前最後の登板を2回2/3、1安打無失点で終えた。
赤のセカンドビジターユニホームを身にまとい、13年WBC以来8年ぶりに侍ジャパンの一員として実戦マウンドに立った。初バッテリーの梅野隆太郎(30)と呼吸を合わせるように、サインにうなずいた。1回、先頭松原は147キロ直球で二ゴロ。続くウィーラーは宝刀スプリットで三ゴロに打ち取った。丸にはカットボール、スプリットチェンジを試投。最後は外角146キロ直球で二ゴロに抑え、11球で立ち上がった。
2回も先頭岡本和を内角ツーシームで二飛、大城を外角直球で二ゴロと2球で2アウトを奪う。中島に1ストライクから外角直球を右前打とされ、首をかしげる場面もあったが、最後は北村をスライダー2球で追い込み、外角144キロ直球で見逃し三振。この回もわずか7球でベンチへ戻った。
2回を終えた時点で18球。3回は小林を二ゴロ、湯浅を空振り三振。26球となったところでシーズンでは今季1度も途中降板のない右腕が、マウンドへ出向いた建山投手コーチから降板を告げられた。駒大苫小牧の後輩の伊藤にマウンドを譲った。
本番ではチーム3戦目となる決勝トーナメント初戦の先発を任される見込み。4位に終わった前回の08年北京大会を知る唯一の選手。「北京を経験してメダルをとれなかった悔しさしかない。もう1度、金メダルを目指したい」と話すメンバー最年長のマー君が、臨戦態勢に入った。