ソフト金 4番山本の故郷札幌喜び「歌って踊りたいくらい」恩師・竹中監督

ソフトボール決勝を観戦する札幌シェールズの竹中監督(撮影・小林憲治)

<東京オリンピック(五輪):ソフトボール・日本2-0米国>◇27日◇決勝◇横浜スタジアム

東京オリンピック(五輪)ソフトボールで金メダルを獲得した日本の4番・山本優(32=ビックカメラ高崎)の故郷・札幌では、中学時代に所属していた女子軟式野球チーム札幌シェールズの竹中揚子監督(47)とジュニア選手ら11人が先輩へ声援を送った。5回に山本が安打を放った場面では大きな歓声が上がった。

中学時代の山本を指導した竹中監督は教え子の金メダルに「やってくれましたね。人がいなかったら歌って踊りたいくらい興奮しています」。ジュニア選手の宇夫紬希さん(札幌澄川南小5年)は「かっこ良かった。自分も日本代表になって活躍したいと思った」と目を輝かせていた。

北海道出身選手の夏季五輪金メダル獲得は、08年北京大会柔道女子70キロ級の上野雅恵(旭川市出身)以来となる。