ソフト上野由岐子、今後の進退は「まだはっきりと考えていません」

日本対米国 優勝を決めて指を突き上げる上野(中央)(撮影・河野匠)

ソフトボールで金メダルを獲得した日本が歓喜から一夜明けた28日、都内で会見した。

エースとして牽引した上野由岐子投手(39=ビックカメラ高崎)は「みんなで力を合わせた結果。金メダルを取ったんだなという実感でいっぱいです。いろんな思いの中でスタートしたオリンピックでした。13年間の思いを1球1球に込めた。最後まで1球に思いを込めて投げることができた。今回はすごく達成感のある金メダル」と話した。

五輪で米国を2度の金メダルに導き、尊敬するミッシェル・スミス氏(54)は41歳まで現役を続けた。それを引き合いに、今後の進退について問われると、「もちろん尊敬するミッシェル・スミスさんのように、長く、ピッチャーとして投げ続けていきたい思いはありますが、まだ今後についてははっきりと考えていません」と話した。