<東京オリンピック(五輪):野球・日本7-6米国>◇2日◇決勝トーナメント◇横浜スタジアム
日本が、タイブレークの末に米国から劇的なサヨナラ勝利を収め、準決勝進出を決めた。1点ビハインドの9回1死一、三塁から柳田の二ゴロの間に同点に追いつき、タイブレークに突入。10回表を栗林が無失点に抑えると、その裏の攻撃で代打栗原が犠打を成功。1死二、三塁から甲斐がサヨナラ打を放った。試合後の稲葉篤紀監督のインタビューは以下の通り。
-タイブレークでの勝利だった
稲葉監督 選手たちが、よくやってくれたと思います。
-いろんなことが考えられる10回の場面。甲斐に掛けた言葉は
稲葉監督 拓也が『打っていいですか?』ということだったので、『打っていいよ』と(笑い)。そういうやりとりは、しましたけど。
-10回は栗林。決めていたのか
稲葉監督 あそこはクローザーである栗林くんに何とか抑えてもらいたいという思いでね。よく0点で抑えてくれたと思います。
-先発の田中将は
稲葉監督 非常に丁寧に投げていましたし、緊張感のある中でよく投げてくれたと思います。
-青柳が打たれた
点を取られましたけど、すぐ取り返したので、雰囲気的には非常によかったです。
-鈴木誠のソロ、千賀、大野雄の好投など、前向きな材料が多かった
稲葉監督 まず一通り、全員が出場できたので、これからは落ち着いてプレーできると思います。
-韓国との対戦
稲葉監督 どの試合もそうですけど、我々日本の試合をしっかりやっていきます
-3連勝でコンディションでもアドバンテージができる
稲葉監督 1日おきの試合で、選手たちも練習日でも精力的に動いてくれてますし、日程的にはいい感じできていると思います。
-次戦への決意
稲葉監督 次の一戦、韓国ということで、しっかりと全員野球で戦っていきます。