侍ジャパン浅村4出塁「シンプルにいこうと」“つなぎの5番”徹する

日本対米国 5回裏日本1死三塁、菊池涼介の適時内野安打で生還した浅村(撮影・河野匠)

<東京オリンピック(五輪):野球・日本7-6米国>◇2日◇決勝トーナメント◇横浜スタジアム

侍ジャパン浅村栄斗内野手(30)が、“つなぎの5番”に徹した。

2安打2四球で4出塁。9回には右前打で同点を演出した。浅村は「(鈴木)誠也が(四球で)塁に出てくれたのでなんとかつなぎたいなと思ってました。(米国先発バズは)速かったですけど自分の打てる球をしっかりチョイスしてシンプルにいこうと思っていた。結果的に4度出塁できたしいいつなぎができました」と振り返った。

チームが初戦に続くサヨナラ勝ちで準決勝進出を決めた。クリーンアップとして打線を支える浅村は「一番いい勢いのつく勝ち方ができている。この勢いで簡単ではないですけど、韓国戦に向けていい調整をしていきたい」と静かに闘志を燃やした。

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