侍ジャパン浅村栄斗5戦5安打1打点 最後までつなぎ役に徹し金メダル貢献

日本対米国 優勝を決め歓喜する日本の選手たちを涙を流しながら見つめる稲葉監督(後方右)(撮影・江口和貴)

<東京オリンピック(五輪):日本2-0米国>◇7日◇決勝◇横浜スタジアム

日本が正式競技としては初めての金メダルを手にした。

侍ジャパンが3回、最年少21歳の村上宗隆内野手が先制ソロ。8回には貴重な追加点を奪い、継投で無失点で守り抜き、1次リーグから今大会5戦全勝で世界一を決めた。

メダル獲得は04年アテネ(銅メダル)以来、17年ぶり。稲葉篤紀監督(49)のもと、チーム一丸の戦いで侍が頂点に立った。

   ◇   ◇   ◇

浅村栄斗内野手(30)が最後までつなぎ役に徹した。4回1死一、二塁で四球を選び、チャンスを拡大。7回先頭では2番手R・ライアンから右中間を破る二塁打を放ち、好機を演出した。全5試合中4試合で安打を放った。昨季パ・リーグ本塁打王が打点1も計5安打とコンスタントに結果を出し、目の前の役割を忠実に果たした。