ボクシング五輪代表の岡沢セオン、鹿屋に恩返しを

  • 豪雨で浸水被害を受けたジムの復旧作業をする岡沢セオン(共同)

ボクシングの東京オリンピック(五輪)男子ウエルター級代表の岡沢セオン(鹿児島県体協)が7日、電話取材に応じ、豪雨により拠点の鹿児島県鹿屋市のジムが浸水被害を受けたことに「このジムから五輪に出たい。少しでもいつもの状態に戻して、恩返しをしたい」と復旧への思いを語った。クラウドファンディングの申請も進めている。

強靱(きょうじん)な足腰を鍛えたランニングマシンは4台全て故障し、思い出のグローブや横断幕は泥だらけ。「こんなことになるとは。災害の怖さを侮っていた」と率直に話した。

山形県出身の24歳。中大卒業後に受け入れ先となってくれたジムの荒竹俊也会長の指導によって急成長し、五輪でのメダルを期待されている。

当面は練習を中断し、復旧作業に集中する意向。支えてくれる地域住民も被害を受けただけに「前を向いて頑張っていけば、何かを成し遂げられることを証明したい。(自らが表彰台に立つ)いい景色を見てもらいたい」と決意を口にした。(共同)