日本フェンシング協会は15日、FIE(国際フェンシング連盟)から新型コロナウイルス対応に関する連絡が入り、東京オリンピック(五輪)代表選考に関わる世界ランキングが一時凍結となることが決まったと発表した。
今年4月4日まで1年間の、グランプリ(GP)やワールドカップ(W杯)など国際大会成績や大陸別予選などで出場枠が決まる予定だったが、各種目で1大会を残して中断。FIEが対応を協議していたが、3月までの積算ポイントを維持することが各国・地域の協会に通知された。
日本協会には欧州時間の14日付でFIEから緊急レターが届き、その要旨が公表された。FIEの取締役会(エグゼクティブ・コミッティー)が、新型コロナウイルスの感染被害が世界的に広がっていることを受けて以下の通り確認したという。
<1>2019/2020シーズンの、20年4月から6月にかけて予定されていた試合はキャンセルを決定済。
<2>20年3月までの競技結果ならびに東京五輪への参加資格は維持される。世界ランキングは「凍結」され、延期となった東京五輪への出場資格付与の対象となる、以下の試合が行われるのを待って集計を再開する。
・男女フルーレGP
・女子サーブルW杯
・男子エペW杯
・男子サーブルW杯
・女子エペW杯
さらに、上記の試合終了後に地域別最終予選会を行う。
<3>上記の試合は、以下の条件が満たされた場合に実施する。
1.世界の健康状況が安全となること
2.選手のトレーニングと準備が公平かつ十分に行われる環境となること
3.いかなる国も参加を阻害されないこと
4.上記の試合実施以前に、複数回の準備的W杯やGP大会を含む、国際的競技試合が実施されていること
日本勢は、これまでの成績で女子フルーレ団体と男子エペ個人2位の山田優(自衛隊)が五輪出場を確実としていた。