丸川五輪相「不要不急かは、ご本人が判断すべき」バッハ会長の“銀ブラ”

丸川珠代大臣(2021年2月撮影)

丸川珠代五輪相(50)が10日、閣議後の会見で、国際オリンピック委員会(IOC)トーマス・バッハ会長とみられる人物が東京・銀座を散策する姿が多数目撃された件について、問題ないとの認識を示した。

「まず、しっかりと防疫措置の中で過ごしていただいていることが重要なポイントです」と強調した。都内は緊急事態宣言が発令中で、不要不急の外出が呼び掛けられている。「不要不急であるかは、しっかりとご本人が判断すべきもの」とだけ話した。大会関係者は入国後14日間経過すれば行動制限はなくなるが、選手に大会中の観光を禁じていただけに示しがつかないといった声が上がるなど、IOCトップの“銀ブラ”に批判が集まっていた。

また、「五輪が感染拡大の原因にはなっていない」とし、五輪開催と新型コロナウイルス感染拡大の因果関係を否定した。