稲見萌寧の銀に「大きな感動」日本ゴルフ史上初の五輪メダル、青木会長祝福

銀メダルを手に笑顔を見せる稲見(撮影・江口和貴)

<東京オリンピック(五輪):ゴルフ>◇女子最終日◇7日◇埼玉・霞ケ関CC(6648ヤード、パー71)

稲見萌寧(22)が銀メダルを獲得した。最終ラウンドで9バーディー、3ボギーの65で回り、通算16アンダー268をマーク。元世界ランキング1位で16年リオデジャネイロ五輪銀メダルのリディア・コ(ニュージーランド)と並ぶ2位となり、プレーオフを制して銀メダルをつかんだ。

日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長(78)は日本ゴルフ史上初となる稲見のメダル獲得を祝福した。

JGTOを通じ、青木会長は「稲見萌寧選手、第32回オリンピック競技大会女子ゴルフ競技での銀メダル獲得、おめでとうございます。今回の快挙達成は私たちに大きな感動を与えてくれました。特に若い世代、子どもたちに大きな夢を与えてくれたに違いありません。きっと今回の稲見選手の大活躍を見て、たくさんの子供たちが人生の目標を持ち、自身を高める努力をしていくことと思います。そのような将来を担う子供たちのためにも、稲見選手の持っている心の強さ、忍耐力、技術の高さを、これからも存分に発揮し、披露してくれることを願っています。あらためまして、東京オリンピックでの銀メダル獲得、本当におめでとうございます」とコメントした。