<東京オリンピック(五輪):新体操>◇8日◇団体総合決勝◇有明体操競技場
新体操の団体総合決勝で日本は2種目合計72・500点で2大会連続の8位だった。19年世界選手権2位と実力を高め、初メダルを目指したが、ボールで演技が乱れ、フープ・クラブでは手具が2度も場外に出るミスが相次いだ。「もう1歩、私が何か引っ張ってあげられたら…」と責任を口にする杉本早裕吏主将(25)の横で、竹中七海(22)は首を横に振った。誰かのせいではない。濃密な日々を過ごしてきた仲間として、皆が皆を思い合っていた。18年からDスコア(演技価値点)が上限なしとなり、競技性が一変した。杉本は「ただ美しいだけでなく、スポーツとして見てもらえたらうれしい」と期していた。強化本部長を退任する山崎浩子監督は「(難しい構成で)攻めたのは確か。選手たちは胸を張ってもらいたい」とたたえた。