東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会は25日、五輪聖火リレーの報道説明会を行い、新型コロナウイルス感染症対策を発表した。

冒頭、橋本聖子会長(56)が「3月25日、いよいよ聖火リレーがスタートいたします。新型コロナ対策を万全に安全最優先で進めていくことが大切」とあいさつした。

ガイドラインを作成し、行動・健康管理、沿道観客の密集回避を行っていく。具体的な方策を示した上で「コンセプトである『希望の道をつなごう』に沿って日本全国に希望をつなげる聖火リレーにしたい」と述べた。東日本大震災の発生から10年の節目でもあり、復興の願いも込める。

橋本会長は前回東京大会が開幕した1964年(昭39)10月生まれ。名前の「聖」は聖火から取られたことで知られている。