東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会は12日、各国内競技団体(NF)と情報交換、議論を行うNF協議会をオンラインで開催した。
終了後、議長の岡崎助一スポーツ・コーディネーション・オフィサーと、小谷実可子スポーツディレクター(SD)が会見。各団体からの声や要望と対応を紹介した。
冒頭、岡崎議長が「議題は3つ」と報告した。
<1>ジェンダー平等の推進について
岡崎議長「橋本会長が就任し、推進チームのトップに小谷ヘッドが就いた。小谷ヘッドから今後の展望、各NFからの要望を受けて情報共有した」
<2>プレーブック(大会中のルール集)について
岡崎議長「初版を出し、4月、6月に2版、3版と出していく。日本語版も出すので、中村GDO(大会開催統括)から概要について説明いただいた」
<3>聖火リレーとテストイベントについて
岡崎議長「岡田聖火リレー室長から実施概要とコロナ対策について説明いただいた。中村GDOからは『コロナ事態対応チーム』の説明も予定していたが、時間の関係で実施できなかった。4月から始まるテストイベントに関しては、中村GDOからコロナ対策の試験をしたいと」
その後、会議の中で各団体から挙がった質問を岡崎議長が明らかにした。
岡崎議長「プレーブックに関する質問は、変異株(へんいしゅ)の対応とワクチンの対応を、どうしたらいいか。組織委としては国との連携の中で、国からの指導を受けながらなので『現段階でこうすべきだと申し上げられない。もうしばらく回答をお待ちください』と説明した。入国審査の件やアスリートトラックについても確認されたが、現段階で決まっているものでお答えし、プレーブック第2版に関しても『定まった段階でお伝えする』とした」
IOCバッハ会長が示した、中国からのワクチン提供については「昨日の武藤事務総長と同様、中村GDOが『IOCから情報がない』とお返しした」とし、ワクチン全体については「なくても安心安全な大会を開催することが前提」としつつ「これから具体的に、どのような形になるのかというスケジュールや対応に関する質問はあったが、こちらも現段階で明確に回答する段階にない。もう少しお待ちください」と回答したことを報告した。