小平奈緒まで河村市長にショック「私だったら号泣。立ち直れないかも」

小平奈緒(21年2月撮影)

18年平昌冬季オリンピック(五輪)スピードスケート女子500メートル金メダルの小平奈緒(35)が、愛知県名古屋市の河村たかし市長(72)の“金メダルかじり”行為に「私だったらその場で号泣して暫く立ち直れないかも…」とし、メダルをかじられたソフトボール日本代表の後藤希友投手(20=トヨタ自動車)を案じた。

小平は5日、自身のツイッターを更新。「本人の喜びの表現としてメダルをかじることは自由かと思いますが」とした上で、河村市長の行為について「私だったらその場で号泣して暫く立ち直れないかも…」と、選手にとっていかにショッキングな出来事かを示した。

「ちなみに、私は『メダル噛んでくださーい』と言われて頑なに首を横に振った記憶があります。なので、メダルを噛んだことは一度もありません」といい、「後藤選手大丈夫かな」と心配した。

河村市長は4日、市役所で後藤選手の表敬訪問を受けた際、首に掛けてもらった金メダルをじかにかじった。批判が相次ぎ、「(メダルをかむ行為は)最大の愛情表現だった。迷惑をかけているのであれば、ごめんなさい」とのコメントを出した。