ボッチャのチーム日本は銅 2大会連続メダルに主将杉村「成長の結果」

チーム3位決定戦 日本対ポルトガル ポルトガルに勝利し銅メダルを決め、ガッツポーズする杉村(右)ら日本代表(撮影・河田真司)

<東京パラリンピック:ボッチャ>◇混合チーム3位決定戦(脳性まひ)◇4日◇有明体操競技場

ボッチャのチーム(脳性まひ)3位決定戦で、世界ランキング2位の日本が同7位のポルトガルに接戦の末、4-3で下し、銅メダルを獲得した。リオ大会の銀メダルに続き、2大会連続でメダルを獲得した。個人金の主将の杉村英孝(39)は「前回より順位は下がったが、チームとしての成長を見せることができた結果だと思う」。エース広瀬隆喜(37)は「やってきたことをすべて出した」。

準決勝で強豪・タイに8失点を喫し、決勝に進めなかった。杉村は「チームのミスもあった。実力差をあらためて痛感した」と、くやしそうに言った。初出場の中村拓海(23)は「負けてへこんでいる場合じゃない、切り替えていこうと話し合った」と明かした。