【ベルリン=山本幸史】男子ケイリンで脇本雄太(30=日本競輪選手会)が銀メダルを獲得した。日本勢は同種目3年連続での銀メダル獲得。これで東京オリンピック(五輪)のケイリン代表入りを確実とした。新田祐大(34)は準決勝で破れ、7-12位決定戦で最下位に降格、一昨年の銀メダリスト河端朋之(35)は、準々決勝で敗退した。

◆五輪代表選考基準 ケイリンはまず「20年トラック世界選手権ケイリン種目で日本人最高成績を収めたもの」と挙げられており、脇本は条件をクリアした。今後は3月9日に各種目の出場枠が確定。日本自転車連盟トラック委員会(開催日未定)での承認を経て、5月1日までに五輪代表が発表される。