スペイン2部サラゴサの日本代表MF香川真司(31)が、オリンピック(五輪)を目指す選手たちにエールを送った。

27日、自身のブログを更新。現在、スペインでは新型コロナウイルスの影響で外出禁止令が出ている。香川も自宅で自主トレをする日々だという。

東京五輪が延期になったことについて「このタイミングで延期が決まるというのはアスリートにとって、本当に大変なことだと思います」と選手の気持ちを思いやった上で、「これをどれだけ前向きに捉えて取り組めるか。そういう選手がまた上まで上がっていくでしょうし、あと1年強化できるとプラスに考えてやっていくしかないと思います。大会後、あの1年があったからメダルを取ることができた、と振り返られるアスリートがひとりでも多く出てくれば、それは最高のストーリーになる。ぜひ、このピンチをチャンスに変えて、前向きな思考で進んでほしいですね」と思いをつづった。

香川は自宅でも目標を持ってトレーニングを続け、リーグが再開したときに「最高のパフォーマンスをみんなに見せたいですね」。中断でも実力を身につけ、再開後の活躍を誓った。