なでしこ長谷川唯PK獲得「気持ちを前面に出して感動してもらえるプレー」

日本対オーストラリア 前半、ドリブルを仕掛けるMF長谷川唯(撮影・上山淳一)

<国際親善試合:女子日本代表1-0女子オーストラリア代表>◇14日◇サンガスタジアムbyKYOCERA

FIFAランク10位で初の五輪金メダルを目指すなでしこジャパンが、同ランク9位のオーストラリアに競り勝った。チームは15日に札幌入りし、カナダ(同8位)との1次リーグ初戦(21日、札幌ドーム)へ総仕上げに入る。

   ◇   ◇   ◇

MF長谷川唯(24=ACミラン)は積極的な仕掛けから先制点を“演出”した。後半7分、左サイドを抜け出し、ゴール前へクロスを上げた。そのボールを相手DFがハンド。日本がPKを獲得し、2分後にエース岩渕が決めた。ACミランに在籍する海外組として勝利に貢献。それでも「ボールをロスト(失う)した部分も多かったので、確認しながら次につなげたい」と言いつつ、五輪に向け「気持ちを前面に出して感動してもらえるプレーを見せたい」と力を込めた。