東京五輪サッカー女子日本代表のなでしこジャパンDF熊谷紗希(30=Bミュンヘン)が17日、地元で士気を高めた。札幌厚別公園競技場で、15日の札幌入り後初めて練習を行った。札幌市出身の主将は、小学生時代にJ1札幌の試合を観戦していた競技場のピッチで、本番への最終調整に入った。「地元開催で、日本代表として初めて(地元で)戦える。無観客はすごく残念だけど、試合に向けてすごく気持ちが高まっています」と力を込めた。
11年W杯ドイツ大会で優勝してから、この日でちょうど10年。二十歳だった熊谷はベテランとなり、主将としてチームのまとめ役を務める。W杯後は海外に挑戦した。時間の経過に驚きつつ「10年前とはチームでの立場も違う。新しいこの立場で世界大会に臨むのはすごく楽しみ」と気持ちを新たにした。
初戦は21日のカナダ戦(札幌ドーム)。「とにかく大会の入りはすごく大事」と警戒する。19年W杯フランス大会初戦は引き分けでスタートを切り、16強で敗れた。白星好発進が鍵となると身をもって感じている。地元で躍動してその勝利に導くつもりだ。【保坂果那】