ブラジル女子代表4強逃す フォルミガは五輪最多出場記録「33」に更新

<東京オリンピック(五輪):サッカー・カナダ0(PK4-3)0ブラジル>◇30日◇準々決勝◇宮城スタジアム

女子サッカー界のレジェンドが、宮城の地で躍動した。準々決勝が行われ、ブラジル(FIFAランク7位)はカナダ(同8位)に0-0からのPK戦の末に敗れ、4強を逃した。

女子サッカーがオリンピック(五輪)競技となった96年アトランタから7大会連続出場中のMFフォルミガ(43)は、自身が持つ五輪最多出場記録を「33」に更新。国際Aマッチ通算出場数も「200」に伸ばし、同じ1978年生まれで元日本代表(なでしこジャパン)、澤穂希さんの205試合出場にも迫った。

“鉄人”フォルミガが4試合連続で先発し、ボランチとして今大会最長の73分間プレーした。前半34分には前線にスルーパスを通し、あと少しでPK獲得という見せ場をつくるなど、ベテランらしい落ち着いたプレーで存在感を見せた。

サッカー競技において五輪7大会出場、ワールドカップ(W杯)7大会出場と、男女通じていずれも史上初の偉業を成し遂げてきたレジェンドは「次の準決勝に進むことだけを考えていたので、負けてしまい本当に悲しい」と涙を流した。46歳で迎える3年後の24年パリ五輪のピッチに立っているのか。その決断に注目が集まる。【山田愛斗】