五輪選考兼ねた競泳日本選手権は無観客 日程も短縮

日本水連は13日、都内で臨時常務理事会を開き、五輪代表選考を兼ねた日本選手権(4月1~8日、東京アクアティクスセンター)について、新型コロナウイルス感染拡大を考慮して無観客で行うことを決めた。

また2日間の日程を短縮。新しい日程は4月2~7日となる。坂元専務理事は「五輪代表選考会なので開催したいと考えていました。一般の方々にも納得していただけるように、日程を短縮しました。万全の態勢をとれるように、検温、マスク、アルコール消毒などチェックもします」とした。

この日までに販売されたチケット約5000万円分はすべて払い戻しとなる。

競技日程の短縮に伴って、200メートル以下の種目では準決勝を行わないで、予選→決勝の方式をとる。800メートル、1500メートルの自由形は選手が1本泳いで競うタイムレース決勝の方式も検討されたが、通常通りに予選→決勝の形式で行う。

五輪代表になるためには決勝で日本水連が定める派遣設定記録をクリアして2位以内に入る必要がある。日程変更となったが、派遣設定記録は変更しない。

同選手権は五輪本番会場で、収容約1万5000人の東京アクアティクスセンターで8日連続で開催。五輪代表を「一発勝負」で決める大会で、大きな盛り上がりが期待されていた。

リオデジャネイロ五輪代表選考となった16年大会は五輪2大会連続2冠の北島康介が涙の引退を表明するなど、記憶に残るドラマが展開されてきたが、安全を考慮しての決定となった。

新しい競技日程は近日中に決定して、速やかに発表する見通し。坂元専務理事は「今後、政府から中止命令が出ない限りは開催いたします」と口にした。