AS日本は4位でメダル逃す 合計で188・3106点「位置付け」の壁厚く

フリールーティンを演技する日本チーム(ロイター)

<東京オリンピック(五輪):アーティスティックスイミング>◇7日◇フリールーティン◇東京アクアティクスセンター

日本(福村、塚本、乾、柳沢、木島、安永、京極、吉田)は、フリールーティン(FR)で94・9333点を出して、6日のテクニカルルーティン(TR)との合計で188・3106点で4位となった。

日本は、19年世界選手権でロシア、中国、ウクライナに次ぐ「世界4位」の位置付けだった。昨年はコロナ禍でライバル国と直接対決をする機会がなく、序列の固定化を懸念していた。井村ヘッドコーチは「もう十分失った。攻めるだけ」と腹をくくっていた。

4日までのデュエットでは乾、吉田組がウクライナの壁を崩せずに、4位でメダルを逃していた。チームでの巻き返しを狙っていたが、TRでは4位発進と再び後れを取っていた。