卓球張本智和、五輪デビュー白星「1ゲームも相手にあげたくない」一問一答

卓球男子シングルス3回戦で林兆恒に勝利し歓喜する張本(撮影・江口和貴)

<東京オリンピック(五輪):卓球>◇26日◇男子シングルス3回戦◇東京体育館

世界ランキング4位の張本智和(18=木下グループ)が、4-1で林兆恒(香港)を破り、五輪デビュー戦を白星で飾った。試合後の一問一答は以下の通り。

-五輪初出場だったが

張本 やっぱり空気がちょっと重いなというのを感じて、どうやって点を取ろうかとか、点を取りづらいなというのはあったので、最初はとても難しかったです。

-第2、4、5ゲームはリードされながらもジュースに持ち込んで取った。勝ち切れた要因は

張本 五輪は4年に1度の大舞台なので、1ゲームも相手にあげたくない。特に昨日(25日)の混合ダブルスで(水谷隼、伊藤美誠組が)2-9から逆転を見ていたので、それと比べたら、2、3点ぐらい、いけるだろうという気持ちで。心の中ではいけるぞという気持ちでやっていました。

-当初は27日に行われる予定だった試合が、急きょ1日前倒しで行われた。その影響は? どんな準備をしてきた?

張本 昨日の夜8、9時ごろに決まったの(変更)を知って、実際に慌てましたし、緊張感はあったんですけど、これも五輪だと思って。いつ試合があってもできるぐらいの気持ちでいたので。ちょっとの慌てぶりというか、あったんですけど、それでも試合をやるしかないという気持ちで臨みました。

-この五輪で目指すのは

張本 最終的な目標は、もちろん金メダルですけど、まだまだ道のりは長いので、一つ一つ積み重ねていきたいです。