張本「チョレイ応援」水谷隼は「聞こえなかった」けど一丸メダル/一問一答

卓球男子団体3位決定戦で韓国に勝利し抱き合う日本の選手たち。左から倉嶋監督、丹羽、水谷、張本(撮影・江口和貴)

<東京オリンピック(五輪):卓球>◇6日◇男子団体◇東京体育館◇3位決定戦

卓球男子団体の3位決定戦で世界ランキング3位の日本が同4位韓国に3-0で勝利し、銅メダルを獲得した。16年リオデジャネイロ五輪に続く2大会連続のメダルとなった。試合後、張本智和(18=木下グループ)、水谷隼(32=木下グループ)、丹羽孝希(26=スヴェンソン)の3人が会見に臨んだ。以下、一問一答。

-初めてのメダルを獲得した

張本 福原愛さんがメダルを自分の小学校に持ってきてくれた。それで今の自分がある。感謝したい。自分も仙台にメダルを持ち帰って、そうなりたい。

-銅メダルを決めた瞬間、張本選手と水谷選手が抱き合った。あのときのシーンを振り返って

丹羽 水谷さんのゲームが9-2になって、張本が「どうやって喜びに行きますか」と言ってきた。張本は、すぐに水谷さんのところに行くと言って、僕は監督と抱き合いました。

-張本選手はどういう気持ちだったか

張本 水谷さんなら決めてくれると思っていた。感謝の気持ちで走って行った。

-張本選手がベンチでも「チョレイ!」というかけ声で盛り上げてくれた。戦っていた水谷選手はその応援を感じていたか

水谷 ゾーンに入っていて、聞こえなかった。

-被災地仙台の方々にメッセージを

張本 シングルスから団体戦まで1度も諦めたことはなかった。必死で戦ったので銅メダルがついてきたのだと思う。やっとメダルを持って仙台の方々にお見せできる。18年間支えてくれた仙台、宮城の方々には感謝しかない。

-水谷選手はこれで代表ユニホームは脱ぐのか

水谷 ずっと東京五輪が集大成と思ってやってきた。自分は目の影響がある。目のことも含めて今後、皆さんにお話ししたい。

-パリ五輪に向けて

張本 現状維持では次の五輪に出られるか分からない。金メダルを目指さないと代表にもなれないと思う。

丹羽 現時点でパリのことは考えていない。今日の3番手のようなプレーをしていてはパリには出てはいけない。まずは9月のTリーグを目指す。

-リオ五輪のメダルとの違いは

水谷 リオは自分たちがメダルを取る力があると思って臨んだ大会だったが、男子としては初めてのメダルだったので感激した。東京大会はメダルを取れるというプレッシャーがあった。

張本 リオ銀メダルのメンバーから、東京では自分が入って、金メダルを取らないとと思っていた。でもリオメンバーの吉村(真晴)さんが「銅メダルは金メダル以上の価値があるよ」と言ってくれた。私生活でもたくさん吉村さんに助けられた。なんとか銅メダルを取って次のパリにつなぐ仕事はできたと思う。【三須一紀】