日本レスリング協会は5日に都内で理事会を開き、東京五輪代表に決定していた男子グレコローマン60キロ級の文田健一郎(24=ミキハウス)ら8人について、五輪延期後も代表の座を維持すると正式決定した。

いずれも昨年の世界選手権などで代表選考基準を満たしていた。五輪出場枠獲得を目指す残り10階級は、来春に中国で開催のアジア予選に昨年の全日本選手権優勝者を派遣する。ナショナルトレーニングセンターでの代表合宿は7月に再開する計画で、参加選手に抗体検査を行う方針も固めた。