須崎優衣は「東京五輪の申し子」旗手で金メダルは吉田沙保里以来6人目

女子フリースタイル50キロ級決勝 金メダルを獲得し、日の丸を掲げる須崎優衣(撮影・パオロ・ヌッチ)

<東京オリンピック(五輪):レスリング>◇7日◇女子50キロ級◇千葉・幕張メッセ

レスリング女子50キロ級で須崎優衣(22=早大)が、決勝で孫亜楠(中国)を下し、金メダルをつかんだ。

開会式では旗手も務めた「東京五輪の申し子」。1度は出場が絶望視された舞台で、全4試合を無失点のテクニカルフォール勝ちした。14年からの対外国人の連勝を「70」に伸ばした。同競技は最終日を迎え、女子はリオデジャネイロ五輪に続き4種目を制覇した。

◆日本選手団旗手のメダル 開会式で旗手を務めた須崎が金メダルを獲得。旗手の金メダル獲得は12年ロンドン大会の吉田沙保里以来6人目で、メダル獲得は10人目。開閉会式の入場で国旗を持って選手団を先導して歩く旗手は、その国を代表する選手が務めることが多い。