【12R:優勝戦・決断】

小山が激戦を制する。準優12Rは小羽正作に差されたが、2Mで前競りを冷静に差し返した。駆る23号機はやや乗り味がダウンしたものの、出足や行き足は十分。進入は1235・46を想定。多少深いインになりそうだが、同体スリットを決めれば1Mまでに伸びて優位に立てる。17年12月芦屋以来の優勝へ、最後こそ逃げ切りを決める。

カドに引く栗城が怖い。5日目は前半のリング交換で行き足が上向いた。フライング持ちでも仕掛けは鋭く、5カド強攻で逆転を狙う。さらに2コース差しに絞る一瀬、先に攻めたい三井所も侮れない。

小山 準優のスタートは少し様子を見た。足はいいけど、乗り心地が問題。ペラをたたくかもしれない。

一瀬 相対的には出てるけど、行き足が不安定。合えばバランスが取れていい足なので、調整を考える。

三井所 準優は伸びていった。いろいろやって、ようやく正解が出た感じ。スタートはコンマ10が目標。

栗城 準優の行き足は良かった。調整が合えば上位に入る足と思う。スタートは難しいし、届きづらい。

山地 足はバランスが取れてるけど、特にいいと思わない。何か特徴を出したいので本体を割ってみる。

野田 ペラはほぼノーハンマーだけど、すごく出てる。全部の足が良くて、勝手に進んでくれる感じ。