田中和磨(22=岡山)は3Rで仕掛けどころを逃した。万事休すの状態の中、なんとかまくって1着となった。

引き揚げてくるなり出てくる言葉は反省ばかり。「やらかしてしまいました。行くタイミングを逃して、やることやること全部中途半端。地元の人まで3番手を回ってくれたのに申し訳ないだけ」。ぐったりと首をうなだれた。「この失敗を次につなげるだけ」とひと言残し、次走に全てをぶつける覚悟だ。