一般2Rは逃げる戸塚涼介をゴール寸前で本命志水祐彦がかわし、2車単290円の1番人気で決まった。ところが、競走得点61点の森啓がまくり追い込みで3着に入り、3連単は3670円の中穴配当になった。

好配当の立役者、森は1年3カ月ぶりに確定板に載った。森が3着以内に入ったのは18年2月当所初日の2着以来。今期降級後は今節初日も含めて7着32回、6着5回、5着1回、4着以上は0回と散々な成績だった。すべて、持病の腰痛に悩まされ、思うような練習ができないことが原因だ。それでも前検日には「腰の状態を考えれば限定されるけど、やれることはやっている」と兆しは感じていた。代謝対象は、まだ1期目。取り返す時間はあるはずだ。