今シリーズで2班への特昇を狙う朝倉智仁(20=茨城)が、予選4Rを制して7連勝を飾った。

正攻法を取り、5番手まで下げてからホーム先行で大差の逃げ切り。ただ、踏み出しで番手の橋口琢を連れ込むことができず、満面の笑みではなかった。「猪狩(雄太)さんがいいスピードだったので突っ張るか、下げるかちゅうちょした。そこが自分の課題です」と神妙な顔つき。

それでも、パワーの違いはアピールした。準決4Rもきっちりクリアして、特昇に王手をかける。