チャレンジ準決5Rは、阿久津浩之(36=群馬)が鈴木涼介と天野純平の115期対決に割って入った。

中団を確保し、単騎でまくる形になった鈴木を離れながらも追走。ゴール寸前で、逃げた天野をとらえた。「自分が(前で)泳がされるパターンかな、と思ったが、いつもと違って1回も風を切らなかった分、足をためられましたね」と振り返った。

昨年末の落車もあり、今年前半は苦しんだ。これが今年初の決勝進出。「今年前半が良くなかったんで、来年へ向けていい弾みになります」と笑った。決勝もルーキーを苦しめる走りを見せる。