ガールズケイリンの神沢瑛菜(20=群馬)が初めて決勝に勝ち上がった。

初日の予1・6Rで外を伸びて2着。勝ち上がり戦で初めて確定板に載った。しかし、この日の予2・6Rは終始後方に置かれて6着。合計ポイント10点と窮地に立たされた。

ところが、予2・7Rは制度上、勝っても決勝に勝ち上がれない補充の太田美穂が1着。全体のボーダーラインが下がって、神沢が決勝に滑り込んだ。

それを報道陣から聞かされた神沢は両手で顔を覆って、涙。「初めての決勝でうれしい。2走目は仕掛けるところでちゅうちょしたので、出し惜しみしないように…」と、初の決勝に全力をぶつけるつもりだ。